新築時のカーテン費用を抑える|賢い節約術を徹底解説

新築の入居前後は、住宅ローンや引っ越し費用、家具家電の購入など、何かとお金がかかります。

なかでも、見落とされがちなのが「カーテン費用」です。いざ見積もりを取ってみて、「カーテン代だけでこんなにかかるの?」と驚く人は少なくありません。

この記事では、「新築でカーテンの費用をどう抑えるか」をテーマに、具体的な節約ポイントや選び方のコツ、優先順位の付け方まで詳しく解説します。

注文住宅・建売住宅・マンションいずれの場合でも、無理のない予算で後悔しないカーテンを選べるようになる内容です。これから新居のカーテン選びを始める方は、ぜひ最後まで読んで計画的に準備していきましょう。

新築でカーテンの費用をどう抑えるかを最初に押さえる

新築でカーテンの費用を抑えるために、かかる費用と相場感を把握しておきましょう。何も知らないままショールームや家電量販店に行くと、勧められるがままに高額なプランを選んでしまいがちです。

事前に知識を入れておくことで、必要なところにだけお金をかけ、無理なく節約できるようになります。

新築でカーテン設置にかかる費用

新築のカーテン費用を抑えるためには、どんな費用項目があるのかを知ることが大切です。カーテンの費用と言っても、実際には複数の要素が含まれています。

主な内訳としては、以下のような費用が挙げられます。

  • カーテン本体の生地代
  • レースカーテンの生地代
  • カーテンレールや装飾レールの代金
  • タッセルやフックなどの付属品代
  • 採寸や取り付けの工事費
  • シェードやロールスクリーンなど別タイプの窓装飾費

どこまでをプロに任せ、どこからを自分で行うかによっても、トータル費用は大きく変わります。まずは費用の構造を把握して、節約できる部分をイメージしておきましょう。

新築でカーテンにかかる一般的な相場を押さえる

新築でカーテンの費用を抑えるには、平均的にどれくらいかかるのかを知っておく必要があります。一般的な30~35坪程度の戸建てで、全ての窓にオーダーカーテンを付けた場合、相場はおおよそ次のようになります。

パターン内容の目安総額の目安
ハウスメーカー提携全窓フルオーダー・レール工事込み30万~60万円
専門店オーダー主要窓のみ高機能・その他は標準生地20万~40万円
既製品中心一部窓のみオーダー10万~25万円

窓の数やサイズ、選ぶ生地のグレードによって変動はありますが、多くの方が想定しているよりも高額になることが多い項目です。逆に言えば、計画的に抑えれば10万円台まで下げることも十分可能です。

費用を抑えつつ後悔しないための基本的な考え方

新築でカーテンの費用を抑えるときに重要なのは、「一律に安くする」のではなく、「メリハリをつけてお金をかける場所を選ぶ」という考え方です。

例えば、次のような優先順位を意識すると、失敗が減ります。

  • リビングや寝室など、プライバシーや睡眠の質に関わる窓には、機能性の高い質感の良いカーテンを選ぶ
  • あまり使わない部屋や、将来用途が変わる可能性が高い部屋は、既製品やリーズナブルなカーテンで対応する
  • レールやタッセルなど、見えにくい部分や後からでも交換しやすい部分は、必要最低限に抑える。

このように、「暮らしの快適さ」「見た目の満足度」「コスト」のバランスを意識して優先度を決めることが、新築でカーテンの費用を抑えるうえでの基本となります。

新築特有のカーテンプランの落とし穴を知る

新築の場合、引き渡し直前や契約時期に、ハウスメーカーや工務店からカーテン一式の提案を受けるケースが多くあります。よくある落とし穴を知っておくと、無駄な出費を防ぎやすくなります。

ありがちなパターンとしては、次のようなものがあります。

  • 提携業者の見積もりは安心感がある一方で、相場より高めになる傾向がある
  • 「新築だから」と装飾レールや豪華な生地など、高グレードの製品を勧められる
  • 採寸から取り付けまで一括で依頼できる代わりに、手数料が上乗せされる

提案を鵜呑みにせず、自分たちの予算や暮らし方に合っているか、他の選択肢や相見積もりを比較しながら検討することが大切です。

まずは予算上限を決めてから検討を始める

新築でカーテンの費用を抑えるには、「総額の予算」を先に決めておくことがとても重要です。何となくで選んでいくと、いつの間にか30万円を超えていた、というケースは珍しくありません。

目安としては、戸建ての場合は「建物価格の0.5%前後」くらいを上限のイメージとしておくと、バランスが取りやすくなります。予算が決まったら、その範囲の中で「どの部屋にどれくらい配分するか」「どの窓は後回しにしてもいいか」を考えていきましょう。

こうした全体設計ができていれば、ショールームや店舗で勧められたとしても、冷静に判断しやすくなります。

窓ごとに優先順位をつけて賢く節約する

新築でカーテンの費用を抑えるうえで欠かせない、窓ごとの優先順位付けについて解説します。同じように見える窓でも、場所や用途によって必要な機能やデザインは大きく異なります。

すべてを同じグレードにそろえるのではなく、窓ごとに役割を整理することで、無理なく節約できるようになります。

生活の中心になる部屋を最優先に考える

優先したいのは、家族が長い時間を過ごすリビングやダイニングです。日中の採光や外からの見え方、夜のくつろぎ感など、カーテンの影響が大きく出る場所です。

そのため、リビングについては次のようなポイントを押さえて選ぶことをおすすめします。

  1. 日中にテレビをよく見る場合は、遮光や遮熱性能も意識する
  2. 掃き出し窓が多いリビングは、生地の厚さと重さにも注意する
  3. インテリアのテイストに合わせて、色柄をしっかり検討する
  4. レースカーテンは昼間の目隠し性能を重視する

リビングのカーテンは、多少予算をかけても満足度に直結しやすい部分です。

逆に、他の部屋でしっかり費用を抑えることで、リビングには一定のコストを配分する、というメリハリを付けると良いでしょう。

寝室や子ども部屋は機能性を優先する

寝室や子ども部屋は、デザイン以上に「眠りやすさ」が重要になります。特に、東向きや南向きの寝室は、朝日が強く差し込むため、遮光性能の高いカーテンを選ぶと快適です。

また、小さなお子さまのいる家庭では、昼寝の時間帯にも部屋を暗くしたいことがあるため、遮光等級や生地の厚さを確認しておきましょう。寝室や子ども部屋のカーテンは、シンプルな無地やベーシックな柄を選べば、既製品でも十分対応できます。

必要な機能性を満たしていれば、高級な生地にこだわらなくても、費用を抑えつつ満足度の高い窓周りを実現できます。

あまり使わない部屋は最低限の仕様にとどめる

書斎、客間、将来の子ども部屋、納戸など、使用頻度の低い部屋や、用途がまだ定まっていない部屋は、最初から高価なカーテンを付ける必要はありません。以下のような割り切り方をすると、新築でカーテンの費用を抑える効果が大きくなります。

  • とりあえず既製品のシンプルなカーテンを付け、必要に応じて買い替える
  • 腰窓はロールスクリーンやプリーツスクリーンなど、省スペースで安価なものを検討する
  • 小窓は必要に応じて後付けもできるので、最初は何も付けない選択肢も検討する

すべてを完璧に整えようとすると、どうしても予算オーバーになりがちです。後から変えやすい場所は、必要最低限にしておくのも賢い選択と言えます。

購入先ごとの特徴を知って上手に使い分ける

同じようなカーテンでも、「どこで購入するか」によって価格は大きく変わります。新築でカーテンの費用を抑えるには、ハウスメーカー、カーテン専門店、ホームセンター、ネット通販など、それぞれの特徴を理解し、窓ごとに使い分けることが重要です。

ハウスメーカーや工務店の提携カーテンの特徴

新築の打ち合わせの中で、そのままハウスメーカーや工務店の提携カーテン業者に依頼するケースは多くあります。以下のようなメリットとデメリットがあります。

メリット・採寸や取り付けを含めて一括で任せられる安心感がある
・建築図面をもとにした提案なので、納まりや機能面が考慮されている
・引き渡し時にはすべての窓にカーテンが付いた状態で入居できる
デメリット・中間マージンが加わるため、価格は高めになりやすい
・提案される生地が限定されており、選択肢が少ないことがある
・窓ごとにメリハリをつけるよりも、「一式セット」で提案されがち

安心感と引き換えに予算が膨らみやすい方法なので、「リビングや大きな窓だけ依頼し、他は自分たちで用意する」といった併用も検討すると良いでしょう。

カーテン専門店でオーダーする場合のポイント

カーテン専門店やインテリアショップでのオーダーは、品質と価格のバランスが取りやすい選択肢です。新築でカーテンの費用を抑える観点では、次のポイントを意識して利用すると効果的です。

ポイント内容
事前予約新築図面を持参して相談すると、窓ごとに最適な提案が受けられる
採寸サービス無料または低料金で採寸に来てもらえる店舗を選ぶ
セット割引複数窓の同時注文で割引になるプランを活用する
生地ランク同じ柄でも生地ランクを下げることで総額を調整する
一部DIYレール取り付けだけ依頼し、カーテン本体は自分たちで設置する

専門店は提案力が高く、機能性やインテリア性を保ちつつ、予算内に収めるプランを一緒に考えてもらいやすいのが利点です。見積もりは複数店舗で比較し、価格と対応のバランスを見て決めると良いでしょう。

量販店やネット通販を活用してコストダウンする

ホームセンター、家具量販店、ネット通販などで既製カーテンを購入するのは、新築でカーテンの費用を抑えるうえで非常に有効です。特に、サイズが合いやすい標準的な掃き出し窓や腰窓、あまり目立たない部屋の窓には、既製品を上手に活用すると大きな節約になります。

ただし、既製品を選ぶ際には、次の点に注意しましょう。

  • 窓のサイズだけでなく、「カーテンレールの幅」から必要サイズを計算する
  • 丈は床ギリギリではなく、少し余裕を持たせておくと見た目が良くなる
  • 安価なものは生地が薄く、遮光性や断熱性が期待ほどでない場合がある
  • ネット通販では、レビューや実物サンプルの取り寄せサービスを活用する

既製品とオーダー品を組み合わせれば、「見せる窓」はオーダー、「その他の窓」は既製品という形で、クオリティを保ちながらコストを大幅に抑えることが可能です。

カーテンレールやスタイルで費用をコントロールする

カーテン本体だけでなく、「レールの種類」や「窓装飾のスタイル」を工夫することでも、新築でカーテンの費用を抑えることができます。ここでは、意外と見落としがちなレール選びや、シェード・ロールスクリーンなどとの比較ポイントを解説します。

装飾レールを使う場所を絞り込む

アイアン調や木製の装飾レールは、おしゃれな印象になる一方で、価格は一般的な機能レールより高くなります。新築でカーテンの費用を抑えるには、装飾レールを「本当に見える場所だけ」に絞ることが大切です。

例えば、次のような考え方ができます。

・リビングの掃き出し窓や来客が通る場所は装飾レールにして、見た目の満足度を高める。

・寝室や子ども部屋、普段あまり人目に触れない部屋は、シンプルな機能レールにする。

・小窓や腰窓は、カーテンボックス内に隠れるため、標準レールで十分。

これだけでも、レール代と取り付け費用を数万円単位で抑えられることがあります。

ロールスクリーンやシェードとのコスト比較をする

最近は、カーテンだけでなく、ロールスクリーンやローマンシェード、プリーツスクリーンなど、さまざまな窓装飾が選ばれています。これらはスッキリとした見た目と操作性の良さが魅力ですが、カーテンと比べてコストや機能性がどう違うのかも理解しておきましょう。

  • ロールスクリーン:シンプルで価格も比較的抑えやすいが、開けるか閉めるかの二択になりやすい
  • ローマンシェード:デザイン性が高いが、機構部分があるためカーテンより割高になりがち
  • プリーツスクリーン:和室や小窓に合うが、断熱性は生地や構造に左右される
  • ブラインド:採光調整に優れるが、遮音や断熱はやや弱い場合が多い

窓の場所や用途によっては、カーテンよりもロールスクリーンの方が安く済むこともあります。逆に、「おしゃれだから」とシェードばかり選んでしまうと、予算オーバーの原因にもなります。

それぞれの特徴とコストを比較し、窓ごとに最適なスタイルを選ぶことがポイントです。

機能性生地の選び方で無駄なオプションを削る

カーテンには、「遮光」「遮熱」「防音」「ミラーレース」「UVカット」など、さまざまな機能が付加された生地があります。いずれも便利な機能ですが、すべての窓にフル装備で付けようとすると、どうしても価格が上がります。

新築でカーテンの費用を抑えるには、窓ごとに「本当に必要な機能だけ」を選び取ることが重要です。

例えば、次のように整理できます。

  • 東向きや南向きの大きな窓:遮熱・UVカット機能があると冷房効率が上がり、電気代の節約にもつながる
  • 寝室:朝日や街灯を遮るために遮光性能を優先し、防音は必要に応じて検討する
  • 北側の小窓:もともと日差しが弱いため、遮光やUVカットは必須ではない

機能を絞り込めば、グレードを一つ下げた生地でも十分になるケースが多く、その分のコストを他の窓に回すことができます。

自分でできる工夫でさらにカーテン費用を抑える

最後に、プロに任せる部分と、自分で工夫できる部分を上手に切り分けることで、新築でカーテンの費用をさらに抑える方法を紹介します。DIYが得意でない方でも取り入れやすいポイントを中心にまとめています。

採寸のコツを押さえて既製品を上手に使う

既製カーテンを活用して新築でカーテンの費用を抑えるには、正確な採寸が欠かせません。採寸の基本を押さえておけば、ネット通販などでも安心してオーダーできるようになります。

項目測り方のポイント
カーテンレールの「端のランナーから反対側の端のランナー」までを測る
丈(掃き出し窓)レール下から床までの長さを測り、そこから1~2cm短くする
丈(腰窓)レール下から窓枠の下までの長さに、10~15cm足す
ゆとり幅はレール幅の1.05~1.1倍程度を目安にする

メジャーは二人で持つと誤差が出にくくなります。心配な場合は、最初は1~2窓だけ既製品で試してみて、問題なければ他の窓にも広げていくと安心です。

すべてを一度にそろえない計画を立てる

新築の引き渡し時に、すべての窓に完璧なカーテンを付けようとすると、どうしても費用がかさみます。そこでおすすめなのが、「優先度の高い窓から順にそろえる」という段階的な計画です。

具体的には、次のようなステップで進めていきます。

・入居時点では、リビング、寝室、子ども部屋など、生活に直結する部屋だけしっかり整える。

・書斎や将来の子ども部屋、使途未定の部屋は、必要になってから改めてカーテンを選ぶ。

・一時的に、突っ張り棒と簡易カーテンや目隠しシートなどで代用する方法も検討する。

このように、「住みながら考える」期間を設けることで、本当に必要なカーテンの仕様が見えてきます。結果として、無駄な出費を抑えつつ、自分たちの暮らしに合った窓周りに近づけることができます。

長く使えるデザインを選んで買い替え頻度を減らす

新築でカーテンの費用を抑えるというと、「とにかく安いものを選ぶ」という発想になりがちですが、長期的な視点も大切です。すぐに飽きて買い替えることになれば、結果的に高くついてしまいます。

特に、リビングや寝室など大きな窓のカーテンは、次のような点を意識して選ぶと、長く使いやすくなります。

・流行に左右されにくい、シンプルな無地や落ち着いた柄を選ぶ。

・家具や床の色と喧嘩しない、中間色やベーシックな色合いを選ぶ。

・子どもの好みに合わせ過ぎず、成長しても違和感のないデザインにする。

長く使えるカーテンを選んでおけば、数年ごとに買い替える必要がなくなり、トータルでのコストは確実に抑えられます。

新築でカーテン費用を抑えつつ満足度を高めよう

新築でカーテンの費用を抑えるには、「どこにお金をかけ、どこで節約するか」を明確にし、メリハリを付けて選んでいくことが何より重要です。全体の流れとしては、次のポイントを押さえておくと、失敗が少なくなります。

  • カーテン費用の全体相場と内訳を把握し、総額の予算上限を決める
  • リビングや寝室など、生活の質に直結する部屋から優先して仕様を検討する
  • あまり使わない部屋や用途未定の部屋は、既製品や段階的な導入でコストを抑える
  • ハウスメーカー提携、専門店、量販店、ネット通販など、購入先を窓ごとに使い分ける
  • 装飾レールや高機能生地は、「本当に必要な場所だけ」に絞って採用する
  • 採寸や取り付けの一部を自分で行うなど、無理のない範囲でDIYも取り入れる

こうした考え方に沿って計画的に進めれば、「節約したのに安っぽく見える」「もっと良いものにしておけばよかった」という後悔を減らしながら、予算内で満足度の高い窓周りを実現できます。

これから新築のカーテン選びを始める方は、早い段階から情報収集と予算設計を行い、自分たちの暮らしに合った最適なバランスを見つけていきましょう。

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