「せっかくお気に入りのカーテンを買ったのに、裾がふわっと広がって見た目が悪い…」「風でレースカーテンがすぐに舞い上がってしまう」といった悩みはありませんか? カーテンの広がりや浮きを抑えるには、裾に重り(ウェイト)をつけるのが最も効果的ですが、専用品を買うと意外にコストがかかるもの。
本記事では、ダイソーやセリアなどの100均アイテムを使って、安く簡単にカーテンの重りを自作する方法を徹底解説します。縫わないお手軽アイデアから、仕上がり重視の固定術まで、初心者の方向けにわかりやすく紹介します。
カーテンの裾が浮く・広がってしまう原因と重り(ウェイト)の効果

カーテンが広がる主な原因は、生地の硬さや梱包時の折り癖、そして湿度の変化による繊維の反りです。特に新しいカーテンやポリエステル素材のものは、裾が外側に跳ね上がる「ハの字」の状態になりやすい傾向があります。
これらを解消するために有効なのが、裾に重みを加えるウェイトの活用です。適度な荷重をかけることで、重力の力により生地が垂直に落ち着き、整った視覚効果が得られます。
なぜ既製品のカーテンでも裾が広がってしまうのか
既製品のカーテンが広がってしまうのは、大量生産における生地の裁断や縫製の特性が関係しています。裾の折り返し部分に厚みが出ると、その反発力で生地が外側に押し出されてしまうのです。
- 新品特有の強い折りじわが残っている
- 生地が軽すぎて空気の乾燥や静電気の影響を受けている
- 裾の三つ折り部分の縫い目がきつく、生地が引き連れている
これらの要因が重なると、自然にストンと落ちるようなシルエットにならず、裾が浮いたような印象を与えてしまいます。
カーテンに重りをつけることで得られる3つのメリット
裾に重りをつけることで、見た目の美しさだけでなく機能面でも大きな利点があります。
| メリット | 具体的な効果 |
|---|---|
| 美しいドレープの維持 | 裾が垂直に落ちるようになり、ヒダのラインが綺麗に見える。 |
| 遮光・断熱性の向上 | 裾の浮きがなくなることで窓との隙間が埋まり、光漏れや冷気を防ぐ。 |
| 風によるバタつき防止 | 窓を開けた際、風にあおられてカーテンが暴れるのを抑制する。 |
100均アイテムを活用した自作ウェイトがおすすめな理由
手作りのウェイトをおすすめする最大の理由は、コストパフォーマンスと自由度の高さです。専用のカーテンウェイトは手芸店などで購入できますが、窓の数が多いと意外に費用がかさみます。
100均アイテムなら数百円で家中のカーテンに対策が可能です。また、クリップ式やマグネット式など、針や糸を使わずに設置できる方法も選べるため、裁縫が苦手な初心者の方でも失敗を恐れずに挑戦できます。
ダイソー・セリアで揃う!カーテンの重りに代用できる100均アイテム

ダイソーやセリアなどの100均ショップには、本来の用途とは異なってもカーテンの重りとして優秀なアイテムが豊富に揃っています。重さ、形状、取り付けやすさに注目して選ぶのがポイントです。
自分のカーテンの生地感や、どの程度しっかり固定したいかに合わせて素材を選びましょう。ここでは、特におすすめの3つのカテゴリーに分けて代用アイテムを紹介します。
【手芸用品】カーテン専用ウェイトやコード状の重り
手芸コーナーやインテリアコーナーを探すと、カーテンの裾に特化したアイテムが見つかることがあります。
- カーテン用芯材・ウェイト:小さな金属の粒が袋に入った専用品
- コードウェイト:紐の中に重りが練り込まれたタイプ
- 裾上げテープ:重りを固定する際のリメイク補助として活用
これらはカーテンに馴染みやすいように設計されているため、装着後も目立ちにくいのが特徴です。特にコード状のものは、裾全体に均等な重さを出したい時に適しています。
【釣り具・工具】鉛のオモリやステンレス製ボルト・ナット
より確実な重さを求めるなら、釣り具コーナーや工具コーナーの金属パーツが非常に役立ちます。
- 釣りの「割りビシ」や「板オモリ」:柔らかい鉛素材で形を変えやすい
- ステンレス製のボルト・ナット:錆びにくく、適度な重量がある
- ワッシャー:薄くて平らなため、裾の隙間に差し込みやすい
これらの金属類は小さくても高密度で重いため、厚手の遮光カーテンなど、重量が必要な場合に重宝します。ただし、直接触れると生地を傷める可能性があるため、布で包むなどの工夫が必要です。
【インテリア・日用品】マグネットやデコレーションクリップ
最も手軽に対策したい場合は、インテリア雑貨や文房具を活用しましょう。
- 超強力マグネット:生地を挟んで固定できるため、縫い付け不要
- アンティーククリップ:裾を挟むだけで、重り兼おしゃれなアクセントになる
- カーテンクリップ:リングを外して重りとして裾に装着
これらは取り外しが簡単なため、洗濯の際の手間もかかりません。特にネオジム磁石のような強力なタイプは、裾同士をくっつけて隙間を塞ぐ用途にも活用できるため非常に便利です。
【縫わない・簡単】100均アイテムで作るカーテンの重りアイデア

針や糸を使いたくない方や、すぐに効果を実感したい方に向けて、100均アイテムをそのまま活用する「縫わない」アイデアを紹介します。手間をかけずに裾の広がりを抑えることができるため、賃貸物件などでカーテンを傷つけたくない場合にも最適です。
まずは身近な道具で試してみて、自分に合った方法を見つけてみましょう。
マグネットを裾の両面に貼り付けて固定する方法
100均の超強力マグネットを使用すれば、生地を傷めずに重みを加えることができます。
- カーテンの裾の角(コーナー)を確認する
- 生地の表側と裏側から、マグネット同士で生地を挟み込む
- 裾が落ち着くまで、左右の端に同じように取り付ける
マグネット同士が引き合う力で固定されるため、風が吹いても外れにくいのがメリットです。見た目をすっきりさせたい場合は、リボンやマスキングテープでマグネットをデコレーションすると、インテリアの一部として馴染みます。
クリップやピンに重りをつけて裾に挟むだけの簡単アレンジ
デザイン性の高いクリップに、ボルトやナットを組み合わせる方法です。
- お好みのデザインクリップに、紐でナットを吊るす
- カーテンの裾の端部分に、そのクリップを挟む
- 重さが足りない場合は、クリップの内側に小さな重りを貼り付ける
この方法は「挟むだけ」という手軽さが最大の魅力です。季節に合わせてクリップのデザインを変える楽しみもあり、実用性とインテリア性を両立できます。取り外しも一瞬で終わるため、頻繁に洗濯するレースカーテンにも向いています。
裾の折り返し部分に100均のコードウェイトを通す手順
裾が袋状に縫われているカーテンであれば、糸を使わずに重りを通すことが可能です。
- 裾の三つ折り部分の両端に、小さな切り込みを入れる(または既存の穴を探す)
- 100均のコードウェイト(重り入りの紐)を紐通しや安全ピンを使って通す
- 反対側まで通しきったら、端を軽く結ぶかテープで止めて抜けないようにする
この方法なら、重りが外側から全く見えないため、既製品のような仕上がりになります。全体に均等な重さがかかるので、特定の場所だけが引きつる心配もありません。
【仕上がり重視】手縫いやミシンで重りをしっかり固定する方法

本格的にカーテンのシルエットを整えたい場合は、重りを直接縫い付ける方法が一番確実です。重りが中で動いたり外れたりする心配がなく、毎日カーテンを開閉してもストレスがありません。
ひと手間加えるだけで、まるでオーダーカーテンのような高級感のある落ち着きが手に入ります。ここでは、見た目を損なわないための丁寧な固定テクニックを解説します。
カーテンの角(コーナー)に包みボタン風に重りを縫い付ける
カーテンの裾の角に重りを配置すると、全体のラインが真っ直ぐに整います。
- 100均のハギレ布で、重り(ナットや専用ウェイト)を包む
- 包んだ布を丸く形を整え、ボタンのような状態にする
- カーテンの裏側の角部分に、数箇所まつり縫いで固定する
重りをそのまま縫い付けるのではなく、布で包むことで生地との摩擦を防ぎ、耐久性が高まります。表側から糸が見えないように、裏地の繊維だけをすくって縫うのが綺麗に仕上げるコツです。
裾の三つ折り部分に重りを入れて目立たなくするコツ
多くのカーテンには裾に数センチの折り返しがあります。その内部空間を活用しましょう。
| 手順 | 作業のポイント |
|---|---|
| 重りの準備 | 薄型のワッシャーや平らなウェイトを選び、カチャカチャ鳴らないよう布で包む。 |
| 差し込み | 裾のサイドの縫い目を少し解き、重りを三つ折りの中に入れ込む。 |
| 位置固定 | 重りが左右に動かないよう、重りの周りを囲うように数針縫い止める。 |
この方法は重りの存在を完全に隠せるため、非常にスマートです。重りが一箇所に固まらないよう、角だけでなく数カ所に分散して配置すると自然な落ち感になります。
厚手カーテンとレースカーテンで使い分ける重りの重量目安
カーテンの種類によって、最適な重さは異なります。重すぎると生地が伸びてしまい、軽すぎると効果が出ません。
- レースカーテン:1箇所あたり5g〜10g程度。軽めのワッシャーや専用の小粒ウェイトが適しています。
- 厚手・遮光カーテン:1箇所あたり20g〜40g程度。ボルトやしっかりした板オモリが必要です。
まずは洗濯バサミなどで重りを仮止めし、遠目から見て「ちょうど良く真っ直ぐ落ちているか」を確認してから本縫いに入ると失敗がありません。
【ケース別】カーテンの状態に合わせた最適な重りの対処法

窓の環境やカーテンの種類によって、悩みは千差万別です。単に重りをつけるだけでなく、それぞれの状況に合わせた工夫をすることで、より高い効果を得られます。
風通しを重視したい場合や、光を完全に遮りたい場合など、具体的なシーン別の対処法をまとめました。自分の家の窓際に当てはまる解決策を見つけてみてください。
レースカーテンが風でひらひら舞い上がってしまう場合
風で舞い上がるレースカーテンには、裾全体に均一な重みを加えるのがベストです。
- コードウェイト(紐状の重り)を裾の端から端まで通す
- 裾の角だけでなく、30cm間隔くらいで等間隔に小さな重りを配置する
- 左右の端を窓枠に固定できるマグネット式ウェイトを併用する
点ではなく「線」で重みを加えることで、風を受けても特定の場所だけが跳ね上がることがなくなり、ふんわりとした落ち着きを維持できます。
遮光カーテンの裾が硬くて「ハの字」に広がってしまう場合
遮光カーテンは生地自体に張りがあるため、角への重点的な加重が効果的です。
- カーテンの左右両端の角に、最も重いウェイトを配置する
- 折り癖がついている場合は、重りをつける前に一度霧吹きで湿らせてから吊るす
- ヒダの「山」の部分ではなく「谷」の部分に重りがくるように調整する
一番外側の角をしっかり下に引っ張ることで、中央に向かって綺麗なラインが生まれます。重りをつけることで、生地の硬さに打ち勝つ下方向への力を生み出しましょう。
腰高窓でカーテンが浮いて光漏れが気になる場合
窓の下に壁がある腰高窓では、裾の浮きが光漏れの原因になります。
- カーテンの裾と窓枠(または壁)の設置面にマグネットを取り付ける
- 100均の「粘着剤付きマグネットシート」を窓枠側に貼る
- カーテンの裾に、対になるマグネットを縫い付けるかクリップで留める
重りで下に引っ張るだけでなく、磁力で壁側に引き寄せることで、横から漏れる光を劇的にカットできます。これは冬場の冷気対策としても非常に有効な手段です。
100均の重り自作で失敗しないための注意点とよくある質問

100均アイテムを活用した重り作りは手軽ですが、長く快適に使うためにはいくつか注意点があります。せっかく綺麗に仕上げても、洗濯で失敗したりカーテンを傷めてしまったりしては元も子もありません。
事前によくあるトラブルと解決策を知っておくことで、メンテナンス性の高い自作ウェイトが完成します。
洗濯機で洗うときに重りは外すべき?錆び対策はどうする?
金属製の重りを使用する場合、最も気をつけたいのが「錆び」と「衝撃」です。
- 取り外せるタイプ(クリップやマグネット)は、洗濯前に必ず外す
- 縫い付けタイプの場合、金属が直接水に触れないよう密閉されたビニールや布で包んでから縫う
- 洗濯時は必ず洗濯ネットに入れ、弱水流コースを選択する
100均のボルトなどはステンレス製であっても、長時間の浸水で錆が出る可能性があります。生地に錆が移ると落ちにくいため、基本的には「取り外し可能」な仕様にしておくのが一番安全です。
重くしすぎるとカーテンレールやランナーに負担はかかる?
良かれと思って重くしすぎると、別のトラブルを引き起こす可能性があります。
| チェック項目 | リスクと対策 |
|---|---|
| レールの耐荷重 | 重すぎるウェイトはレールのたわみや、ブラケットの外れを招く恐れがある。 |
| ランナーの摩耗 | 開閉時の抵抗が強くなり、ランナーの滑りが悪くなったり破損したりする。 |
| 生地の伸び | 薄い生地に重すぎる負荷をかけると、裾のラインが波打って伸びてしまう。 |
1つの窓に対して加える総重量は、カーテン自体の重さの1割〜2割程度を目安に留め、異変を感じたら重さを減らすようにしましょう。
重りをつけても広がってしまう場合の対処法は?
重りだけではどうしても解決しない頑固な広がりには、物理的な「クセ付け」を併用します。
- カーテンを綺麗にたたみ、紐で数カ所縛って数日間放置する(簡易形状記憶)
- 100均の「衣類用シワ取りスプレー」を裾に吹きかけ、重りをつけて乾かす
- アイロンが使用可能な生地であれば、重りをつける前に裾に折り目をつける
重りはあくまで「下方向に引く力」です。生地自体が持つ横方向への広がりを抑えるために、これらのクセ付けを組み合わせると、より確実に美しいシルエットを作ることができます。
100均素材でカーテンの重りを作って美しい窓際を演出しよう

カーテンの裾が綺麗に整うだけで、部屋の清潔感と高級感は格段にアップします。専用の商品を買わなくても、ダイソーやセリアにあるマグネット、クリップ、金属パーツを工夫するだけで、悩みだった裾の浮きや広がりは簡単に解消可能です。
まずは一番手軽なクリップやマグネットから試して、その変化を実感してみてください。少しの手間でお気に入りのカーテンをより美しく引き立て、心地よい空間を作り上げましょう。






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