部屋の中をぱっと仕切ったり、窓からの視線をさりげなくカットしたりするときに便利なのが、目隠し用のカーテンです。
しかし「できれば安く、でも安っぽく見えないようにしたい」と思うと、どこで何を買えば良いのか迷ってしまう人も多いはずです。
そこで注目されているのが、100円ショップで手に入る目隠しカーテンです。
本記事では、「目隠しカーテンを100均で買うのはありなのか」「どんな種類があるのか」「失敗しない選び方や取り付け方」を、初心者にも分かるように丁寧に解説します。
ダイソーやセリア、キャンドゥなどで買えるアイテムを上手に組み合わせれば、低予算でも見た目と機能を両立した目隠しが十分に可能です。
引っ越し直後の一時しのぎから、長く使えるプチプラインテリアとしての活用まで、具体的なアイデアも交えながら紹介していきます。
目隠しカーテンを100均でそろえるときの基本と注意点

まずは、「目隠しカーテンを100均でそろえるのは実際どうなのか」という疑問を解消しながら、メリットや注意点、向き不向きの場所を整理していきます。
最初に全体像をつかんでおくと、後半で紹介する選び方やアイデアもイメージしやすくなります。
目隠しカーテンを100均で買うメリット
目隠しカーテンを100均で購入する最大のメリットは、やはり価格の安さです。
一般的なカーテン専門店やホームセンターで買うと数千円かかるところを、100均なら数百円から試すことができ、失敗してもダメージが少なく気軽にチャレンジできます。
また、最近の大手100円ショップはインテリア雑貨にも力を入れており、デザイン性の高いカフェカーテンやのれん、突っ張りポール用のカーテンなど、種類もかなり豊富になっています。
特に賃貸暮らしの場合、原状回復の問題から大掛かりな工事ができませんが、100均でそろう目隠しカーテンと突っ張り棒などを組み合わせれば、壁や窓枠を傷つけずに視線カットが可能です。
さらに、季節や気分に合わせて模様替えをしやすいのも大きな利点です。
色や柄を変えたり、布タイプからレースタイプへ変えたりしても出費が小さいため、インテリアの実験を繰り返しながら自分好みの空間を作れます。
目隠しカーテンを100均で購入するときのデメリット
一方で、目隠しカーテンを100均で選ぶ際には、いくつかのデメリットや限界も理解しておく必要があります。
まず、しっかりとした遮光性や断熱性、防炎性などを求める場合、100均のカーテンでは機能面が不足するケースが多いです。
布地が薄かったり、サイズ展開が限られていたりするため、大きな窓やベランダサッシを完璧にカバーしたいときには物足りなさを感じることもあります。
また、安価なポリエステル素材が中心のため、静電気やほこりの付着が気になったり、洗濯を繰り返すうちにヨレや毛羽立ちが目立ちやすい場合もあります。
縫製が甘く、ほつれやすい商品に当たることもあるので、購入前のチェックが重要です。
さらに、100均は同じ商品が常に並んでいるとは限らず、欲しいデザインが廃盤になったり、追加購入しようとしたときに在庫がないといったリスクもあります。
複数枚をそろえて統一感を出したい場合は、最初から必要枚数をまとめて買っておくなどの工夫が必要です。
目隠しカーテンを100均で使うのに向いている場所
目隠しカーテンを100均のアイテムでそろえるなら、「ほどほどの目隠しで十分」「短期間〜中期的な使用を想定している」場所に使うのが現実的です。
- 棚や収納スペースの目隠し(オープンラック、本棚、メタルラックなど)
- キッチンの家電・食品ストック隠し
- 玄関の靴箱やハンガーラックの目隠し
- 室内ドアのガラス部分や小窓の視線カット
- 洗濯機まわりやランドリースペースの目隠し
- 部屋の一角を仕切る簡易パーテーション
これらの場所は、完全な遮光や防寒を求める場面ではないことが多く、「中が直接見えなければOK」「生活感を隠せればOK」といったニーズが中心です。
そのため、目隠しカーテンを100均の商品で手軽に実現するのに最適なシーンと言えます。
カーテンの継ぎ足しを検討している方は、以下の記事も参考にしてください。
目隠しカーテンを100均で買うときにチェックしたいポイント
目隠しカーテンを100均で選ぶ際には、サイズや素材、透け感などの基本スペックをしっかり確認することが重要です。
特に、カフェカーテンやのれんなどは一般的な窓用カーテンよりもサイズが小さいことが多く、タテとヨコの寸法を測らずに買うと「短すぎた」「幅が足りない」という失敗につながります。
また、どの程度の目隠し性能を求めるのかも明確にしておきましょう。
完全に中を見せたくない場合は厚手の布やダークカラーを選び、明るさをなるべくキープしたい場合は、程よい透け感のあるレース生地や淡い色合いを選ぶのがおすすめです。
さらに、取り付け方法も事前にイメージしておきましょう。
突っ張り棒に通すタイプなのか、クリップで挟む前提なのか、フックを掛けるのかによって、必要なパーツや生地の仕様が変わってきます。
パッケージの裏面に記載されている「使用上の注意」や「お手入れ方法」も、購入前に一通り目を通しておくと安心です。
目隠しカーテンを100均で使うのに向かないケース
反対に、目隠しカーテンを100均だけで完結させるのが難しいケースもあります。
| シーン | 理由 |
|---|---|
| 大きな掃き出し窓やベランダ窓 | サイズ不足や生地の薄さで光・視線を十分に遮れない可能性が高い |
| 直射日光が強く当たる窓 | 遮光・遮熱性能が必要で、100均生地では部屋が暑くなりやすい |
| 火気の近く(コンロ周りなど) | 防炎性が求められ、安全面からも専用品が望ましい |
| オフィスや店舗の常設用 | 耐久性や見た目のクオリティがビジネス用途には不足しやすい |
| 浴室の内側など高湿度エリア | カビや傷みが早く進みやすく、専用カーテンの方が衛生的 |
このような場所では、100均の目隠しアイテムを「一部に取り入れる」「補助的に重ねて使う」といった形で活用し、メインは機能性の高いカーテンやブラインドに任せるのが無難です。
用途や環境に応じて、100均と専門店のアイテムを上手に使い分けることが、満足度の高い目隠しづくりにつながります。
100均で買える目隠しカーテンの主な種類と特徴

ここからは、ダイソーやセリア、キャンドゥなどで手に入りやすい「目隠しに使えるカーテン系アイテム」を具体的に見ていきます。
それぞれの特徴を理解しておくと、「どの場所にはどのタイプが合うのか」がイメージしやすくなります。
定番のカフェカーテン
100均で目隠しカーテンといえば、まず思い浮かぶのがカフェカーテンです。
カフェカーテンは、窓の上部から中段くらいまでを覆う短めのカーテンで、透け感のあるレースタイプから、しっかり隠せる布タイプまでバリエーションがあります。
一般的には、上部にポールを通すための「ロッドポケット」や「ハトメ」が付いており、突っ張り棒に通すだけで手軽に設置できるのが魅力です。
キッチンの小窓やトイレの窓、室内ドアのガラス部分の目隠しなどにぴったりで、デザインもレースや北欧風柄、無地のシンプルなものまで多彩に展開されています。
100均のカフェカーテンは横幅60〜120cm前後、高さ30〜90cm前後のサイズが中心のため、購入前に窓のサイズを測っておき、必要に応じて2枚並べて使うなどの工夫をすると良いでしょう。
のれんタイプのカーテン
部屋の入り口やキッチンとリビングの間仕切りなどに使いやすいのが、のれんタイプのカーテンです。
100均でも丈の短いミニのれんから、腰くらいまで隠れるロングのれんまで販売されており、ちょっとした目隠しとインテリアのアクセントを兼ねて活用できます。
のれんは、完全に視線をシャットアウトするというより、「向こう側がうっすら分かる程度に柔らかく区切る」イメージのアイテムです。
そのため、来客時に洗面所やキッチンの生活感をやわらかく隠したいときや、ワンルームで玄関との境界をゆるく仕切りたいときに向いています。
100均ののれんはポール通し部分が細めに作られているものも多く、太い突っ張り棒だと通らない場合があります。
事前に棒の直径を確認するか、のれん側のポール通し部分を少し広げる工夫をするとスムーズに設置できます。
レースカーテン風の目隠し生地
日中の外からの視線をほどよくカットしたい場合には、レースカーテン風の目隠し生地が役立ちます。
100均では、小窓用のレースカーテンや、カットして使えるレース生地が販売されていることがあり、明るさを保ちつつ室内を見えにくくしたいときに便利です。
レースタイプは完全な目隠しにはなりにくいものの、外からの視線をぼかす効果があります。
特に道路に面した窓や、隣の建物と距離が近い窓で「丸見えは困るけれど、日差しはなるべく取り入れたい」という場合に重宝します。
100均のレースカーテン風アイテムは、UVカット機能やミラー効果などが付いた本格的な商品と比べると性能は控えめです。
それでも、既存のカーテンの内側や外側に重ねて使うことで、プライバシー保護の一助として十分活用できます。
布製収納カバーを流用する方法
意外と便利なのが、本来は収納用に販売されている布製カバーを、目隠しカーテンとして流用するアイデアです。
- 衣装ケース用の布カバー
- ランドリーバッグの外側生地
- 布製のテーブルクロス
- クッションカバーを解体した生地
これらは、サイズや形を少しアレンジすることで、突っ張り棒に掛けられる簡易カーテンとして再利用できます。
たとえば、棚の前面にテーブルクロスを垂らすだけで、生活感の出やすい収納を一気に目隠しできますし、気に入った柄のクッションカバーを縫い合わせて細長いカーテンに仕立てることも可能です。
ミシンや手縫いができる人であれば、100均の布製品を素材として自由にカスタマイズし、自分だけのオリジナル目隠しカーテンを作る楽しみも広がります。
ロールスクリーン風やブラインド風のアイテム
一部の100円ショップでは、小窓用のロールスクリーン風アイテムや、簡易ブラインド風の商品が並ぶこともあります。
| タイプ | 特徴 |
|---|---|
| ロールスクリーン風 | 布や不織布を巻き上げて高さを調整できる。小窓向き |
| 簡易ブラインド風 | 細いスラット状のパーツをつなげた軽量タイプ。光の向きをある程度調整可能 |
| 紙・不織布スクリーン | 軽くて扱いやすいが、水や湿気に弱いので設置場所を選ぶ |
これらは本格的な窓用ブラインドほどの耐久性や操作性はありませんが、トイレや洗面所の小窓、キッチンの腰高窓などで「とりあえず目隠しをしたい」「雰囲気だけでも変えたい」といった場合に試してみる価値があります。
設置には両面テープやねじ止めが必要なものもあるため、賃貸の場合はパッケージ表示をよく確認し、必要に応じて賃貸向けの粘着フックや突っ張り棒と組み合わせて使うようにしましょう。
目隠しカーテンを100均で選ぶときの具体的なポイント

実際に目隠しカーテンを100均で選ぶ場面を想定しながら、「ここだけは押さえておきたい」というチェックポイントを整理していきます。
この章を参考にしながら店頭で商品を見比べることで、失敗や買い直しをかなり減らせます。
サイズを正確に測ってから買う
目隠しカーテン選びで最も重要なのが、サイズの確認です。
「だいたいこのくらいだろう」と感覚で選ぶと、いざ付けてみたら幅が足りなかったり、丈が中途半端に短くなってしまったりしがちです。
事前にメジャーで、取り付けたい場所の「幅」と「高さ」をしっかり測り、メモしてから100均に行くようにしましょう。
幅に関しては、目隠しカーテンは少し余裕を持って選ぶのがおすすめです。
ピッタリの幅だと生地がまっすぐ張られてしまい、横からの隙間ができやすくなりますが、1.2〜1.5倍程度の幅を持たせることで、ゆるくドレープが生まれ、隙間も減り、見た目にも自然になります。
高さについては、床や棚の天板にぎりぎり触れるか触れないかくらいの長さをイメージして選ぶと、もたつかずすっきり見えます。
特にキッチンや洗面所周りでは、水はねや汚れを避けるために、あえて数センチ短めにするのも一案です。
透け感と色味をその場で確認する
目隠しカーテンを100均で選ぶときは、その商品がどの程度透けるのか、必ず光にかざして確認しましょう。
- 生地を蛍光灯や窓にかざして、どれくらいの影が見えるかを見る
- 手やパッケージの文字がどれだけ透けるかをチェックする
- 濃い色の布は透けにくいが、部屋が暗くなりやすい点も想像する
完全に中を見せたくない場合は、手の輪郭がほとんど分からないくらいの厚みと色味を選ぶと安心です。
一方で、室内の明るさを重視したい場合は、ある程度の透け感を許容しながら、白やアイボリー、淡いグレーなどの明るい色を選びましょう。
店舗によっては照明が少し暗めで、実際の自宅よりも透け感を感じにくいことがあります。
可能であれば、スマホのライトを布の後ろから当てて透け方を確認するなど、一工夫して見極めるとより安心です。
100均アイテムでの目隠しで透けるか心配な方は、以下の記事も参考にしてください。
素材とお手入れのしやすさを意識する
長く使うことを想定しているなら、素材と洗濯のしやすさも重要なポイントです。
100均の目隠しカーテンはポリエステルが主流で、軽くて乾きやすい一方、静電気でほこりを引き寄せやすいという面もあります。
商品タグやパッケージの表示を見て、「洗濯機OK」「手洗いのみ」「洗濯不可」などのお手入れ方法を確認しておきましょう。
キッチンや玄関周りなど、汚れやすい場所で使う場合は、できれば洗濯機で丸洗いできるタイプを選ぶと管理が楽です。
また、シワになりやすい素材かどうかもチェックポイントです。
アイロンがけが必須になると、気軽に洗いにくくなるので、多少シワがあっても気になりにくい柄物や、シワが伸びやすい薄手の生地を選ぶとストレスを減らせます。
取り付け方法と必要なパーツを確認する
目隠しカーテンを100均商品で設置するには、カーテン本体だけでなく、取り付け用のパーツもセットで考える必要があります。
| 取り付け方法 | 必要なアイテム例 |
|---|---|
| 突っ張り棒に通す | 突っ張り棒、ポール通し穴付きのカーテン(カフェカーテン・のれんなど) |
| クリップで挟んで吊るす | カーテン用クリップ、普通の布・ハンカチ・テーブルクロスなど |
| フックで引っ掛ける | 粘着フックやマグネットフック、ハトメ付きの布 |
| マジックテープで固定 | 貼ってはがせるマジックテープ、軽めの布 |
賃貸で壁や窓枠に穴を開けたくない場合は、突っ張り棒と粘着フックの組み合わせが特に重宝します。
たとえば、棚の左右や窓枠の内側に粘着フックを貼り、その上に突っ張り棒を乗せて固定し、そこにカーテンを通すといった方法です。
取り付けたい場所の材質(木・石膏ボード・タイル・金属など)によって、使えるフックの種類も異なるため、パッケージの「使用できる面」を確認し、最適な組み合わせを選ぶようにしましょう。
インテリアとの相性と統一感を意識する
目隠しカーテンは実用的なアイテムであると同時に、部屋の印象を左右するインテリア要素でもあります。
100均にはさまざまな柄やカラーのカーテンがそろっているため、つい単体でかわいいデザインを選びたくなりますが、部屋全体のテイストとの相性も忘れずにチェックしましょう。
- 北欧風やナチュラルテイストなら、生成りや淡色の無地・小花柄・リーフ柄など
- モノトーンやシンプルインテリアなら、白・グレー・黒の無地やストライプ柄
- 男前インテリアやインダストリアル風なら、デニム調や英字ロゴ入りの布
- 子ども部屋なら、ポップな色やキャラクターモチーフの生地
複数の場所に目隠しカーテンを使う場合は、「色味」「素材感」「柄のテイスト」のどれか一つでも統一すると、空間にまとまりが生まれます。
たとえば、すべて白系のカフェカーテンでそろえたり、リネン風の生地で統一したりすると、100均アイテムでも安っぽさを感じにくくなります。
場所別に見る目隠しカーテン100均活用アイデア

ここからは、具体的な設置場所ごとに、目隠しカーテンを100均アイテムでどう活用できるかを紹介します。
自宅の間取りや気になるポイントを思い浮かべながら、使えそうなアイデアをピックアップしてみてください。
キッチンの生活感をやわらかく隠す
キッチンは収納用品や家電、調味料などでごちゃつきやすく、来客時に一番生活感が出やすい場所です。
ここに目隠しカーテンを100均アイテムで取り入れると、びっくりするほど印象が変わります。
オープン棚の前面に突っ張り棒を渡し、好みのカフェカーテンや布を垂らすだけで、色と形がバラバラな調味料ボトルやストック食材をきれいに隠せます。
電子レンジや炊飯器などの家電棚の下段を布で隠すと、視界がすっきりし、リビングからキッチンを見たときの印象もやわらかくなります。
シンク下の扉がないタイプのキッチンでは、100均のロングのれんをカットして丈を調整し、カーテンのように吊るす方法もあります。
水はねや油汚れが付きやすい場所なので、汚れたら気軽に洗える、または買い替えられるコスパの良い100均カーテンは非常に相性が良いと言えます。
玄関や廊下のごちゃつきを隠す
玄関は来客が必ず通る場所でありながら、靴や傘、荷物などが集まりやすく、散らかりがちなスペースです。
ここに目隠しカーテンを100均アイテムで設置すると、第一印象を大きく改善できます。
- オープンなシューラックの前面をカフェカーテンで覆う
- ハンガーラックの服をロングのれんで隠す
- 玄関から部屋が丸見えになる廊下に、のれんで仕切りを作る
玄関は外からの砂やほこりが入りやすい場所なので、黒やネイビー、チャコールグレーなど、汚れが目立ちにくい濃い目の色を選ぶと扱いやすくなります。
また、玄関から部屋の中が一直線で見えてしまう間取りの場合、廊下にのれんを掛けるだけで、プライバシーの確保とともに冷暖房効率のアップにもつながります。
デザイン面では、玄関マットやスリッパの色とカーテンの色をそろえると、空間全体に統一感が出て見栄えが良くなります。
洗面所やランドリースペースをすっきり見せる
洗面所やランドリースペースも、洗剤ボトルやタオル、洗濯物などで雑然としやすいエリアです。
| 場所 | おすすめの目隠し方法 |
|---|---|
| 洗濯機上の棚 | 突っ張り棒+カフェカーテンで、洗剤や日用品を目隠し |
| 洗面台下の収納 | 扉のないタイプならロングカーテンを設置して中身を隠す |
| 脱衣スペース | のれんや布を吊るして簡易的な仕切りを作る |
| ランドリーバスケット周辺 | 布で囲うように目隠しして生活感を抑える |
水回りでは湿気が多いため、カビやすい厚手の布よりも、乾きやすい薄手のポリエステル生地やレースタイプを選ぶと衛生的です。
定期的に洗濯して清潔を保つことを前提に、シンプルで洗いやすいデザインの目隠しカーテンを100均で選ぶと良いでしょう。
また、洗面所が狭い場合は、淡い色や白っぽいカーテンを選ぶことで、空間を広く明るく見せる効果も期待できます。
目隠しカーテンを100均アイテムで取り付けるテクニック

目隠しカーテンを100均でそろえたら、次は「どう取り付けるか」がポイントになります。
この章では、賃貸でも使いやすい取り付け方法や、見た目をきれいに仕上げるコツを解説します。
突っ張り棒を使った基本の設置方法
最もオーソドックスで賃貸にもやさしいのが、突っ張り棒を使った設置方法です。
突っ張り棒は100均でも長さや耐荷重の異なるものが多数販売されており、窓枠や棚の間、壁と壁の間などに簡単に固定できます。
目隠しカーテンを100均で購入するときは、ポール通し穴の幅と、突っ張り棒の太さの相性を必ず確認しましょう。
細すぎる棒だとたわんでしまい、太すぎると通らないという問題が起こりやすいためです。
取り付けの手順としては、まず設置したい位置の幅を測り、それに合う長さの突っ張り棒を選びます。
次に、カーテンを棒に通した状態で仮置きし、高さやバランスを確認してから、しっかりと突っ張って固定します。
棒が落ちやすい場合は、左右の壁に粘着フックを付けて、その上に棒を乗せるようにすると安定感が増します。
クリップと布を組み合わせたアレンジ
既製のカフェカーテンだけでなく、テーブルクロスや手ぬぐい、スカーフなどを目隠しカーテンとして流用したい場合は、カーテンクリップが便利です。
- 布の上端を均等な間隔でクリップではさむ
- クリップのリング部分を突っ張り棒に通す
- 好みのドレープ感になるようクリップの数や間隔を調整する
この方法なら、ポール通し穴がない布でも簡単にカーテンとして使え、布のサイズに合わせて自由に幅やヒダの量を調整できます。
また、季節ごとに布を取り替えたい場合も、クリップを外して別の布に付け替えるだけで済むため、とても手軽です。
クリップ自体も100均でさまざまなデザインのものが売られているので、シルバーやブラックなど、部屋の雰囲気に合う色を選ぶと統一感が出ます。
粘着フックやマグネットを使った省スペース設置
窓枠や壁に穴を開けたくない場合でも、粘着フックやマグネットフックを活用すれば、多くの場所に目隠しカーテンを設置できます。
| フックの種類 | 適した場所 |
|---|---|
| 粘着フック | ツルツルした壁、タイル、窓枠など |
| マグネットフック | 冷蔵庫横、スチールラック、金属製ドア |
| 吸盤フック | ガラスや鏡、光沢のあるタイル |
フックを2つ取り付け、その上に細い突っ張り棒や木の棒を乗せることで、即席のカーテンレールが完成します。
軽い目隠しカーテンならこの方法で十分支えられるため、壁を傷つけずにすっきりとした見た目を保てます。
粘着フックを使う際は、貼る前に設置面のほこりや油分をしっかり拭き取り、表示されている耐荷重を超えないように注意してください。
フックの色やデザインも、カーテンや周囲のインテリアに合わせて選ぶと、より自然な仕上がりになります。
目隠しカーテンを100均で上手に使うためのコツと工夫

最後に、目隠しカーテンを100均アイテムで取り入れるうえで、さらに満足度を高めるための小さなコツや工夫を紹介します。
ほんのひと手間を加えるだけで、安価なアイテムでも見違えるような仕上がりになります。
二重使いで機能とデザインを補う
100均の目隠しカーテンは一枚では心もとない場合でも、二重に重ねて使うことで機能面を補強できます。
たとえば、レースのカフェカーテンの後ろに無地の布カーテンを重ねれば、日中はレースだけを閉めて明るさを確保し、夜は布カーテンも閉めて視線をしっかり遮るといった使い分けが可能になります。
また、色の違う布を重ねてグラデーションのように見せたり、手前側に柄物、奥に無地を配置して奥行きを演出したりと、デザイン面でも工夫できます。
二重使いをする場合は、突っ張り棒を2本並行に設置するか、カーテンクリップを二段に分けて活用するなど、取り付け方法も工夫してみましょう。
裁縫やアイロンテープでサイズを微調整する
100均の目隠しカーテンはサイズ展開が限られているため、「あと数センチ短ければぴったりなのに」と感じる場面も多いものです。
- 裾が長すぎる場合は、アイロン接着テープで裾上げをする
- 幅が足りない場合は、同じカーテンを2枚つなげて1枚にする
- 高さを出したいときは、別の布を足してツートンカラーにする
ミシンがなくても、アイロン接着テープを使えば、布の端を折り返して簡単に裾の長さを調整できます。
また、あえて異なる柄や色の布をつなぎ合わせてパッチワーク風に仕立てると、「100均には見えない」オリジナル感のある目隠しカーテンに仕上がります。
少しの手間をかけることで、既製サイズの限界を超えて、自宅のスペースにぴったり合うカーテンを作れるのが、100均アレンジの醍醐味です。
定期的な見直しと気軽な模様替えを楽しむ
目隠しカーテンを100均アイテムでそろえる最大の強みは、「気軽に交換・模様替えができる」ことです。
数ヶ月使ってみて、「もっと暗くしたい」「逆に部屋が暗くなりすぎた」「別の柄にも挑戦したい」と感じたら、思い切ってデザインを変えてみるのもおすすめです。
季節ごとに布の色や素材を変えることで、インテリア全体の雰囲気も自然と変わり、暮らしに小さなリフレッシュ効果をもたらしてくれます。
使わなくなったカーテンや布は、小物作りの材料にしたり、掃除用のウエスとして再利用したりと、別の形で活かすこともできます。
このように、目隠しカーテンを100均で上手に取り入れることは、「完璧を目指しすぎず、暮らしに合わせて柔軟に変えていく」気軽なインテリアづくりの第一歩にもなります。
目隠しカーテンを100均で活用して快適な空間を作るコツ

目隠しカーテンを100均アイテムで取り入れるときは、「どこをどの程度隠したいのか」「どんな雰囲気の部屋にしたいのか」を最初にイメージしておくことが重要です。
そのうえで、カフェカーテンやのれん、レース生地、布製カバーなど、100均で手に入るさまざまなアイテムを組み合わせれば、低予算でも機能的で見た目も整った空間づくりが十分に可能です。
完全な遮光や高い断熱性が必要な大きな窓には専門のカーテンを使いつつ、収納や小窓、キッチン、玄関、洗面所などの「ほどよい目隠し」で済む場所には、目隠しカーテンを100均アイテムで気軽に試してみるのがおすすめです。
サイズの計測、透け感や素材のチェック、取り付け方法の工夫といった基本を押さえつつ、必要に応じて二重使いや簡単な裁縫でアレンジを加えれば、100均とは思えない仕上がりも十分に狙えます。
まずは気になるスペース一か所からで良いので、目隠しカーテンを100均グッズで取り入れてみて、自分の暮らしに合う使い方を少しずつ探してみてください。






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